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「伊庭邸を描こう」(滋賀県安土市)にて講師担当

 

建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの建築との関わりから、

この10月は、滋賀県・安土に出かける機会をいただきました。
ヴォーリズ氏が設計した市指定文化財「旧伊庭家住宅」の公開運営を管理しておられる同市のボランティア団体「オレガノ」さんの企画により、「伊庭邸を描こう」というイベントの講師をさせていただいたのでした。

一言では語り尽くせない、収穫の多い安土滞在となりました。宿泊には、隣駅の近江八幡にあるアシュラムセンターてまお世話に♪
(このアシュラムセンターとの出会いに関しては以下をご覧ください♪)↓

ヴォーリズ建築 ダブルハウスとの出合い そして榎本ファミリーとの出会い♪

伊庭邸は、
外観は洋館としての印象が強いのですが、中には和室や仏壇もあり、日本人が“和の心”を閉め出さずとも安心して憩える…、そんな不思議な優しさと温かさを感じる建物です。

安土と言えば信長やキリシタンを思い浮かべますが、時代をさかのぼること天智天皇6年(667)3月、天智天皇の意図が大きく働いた施策であると言われる飛鳥から近江大津宮への遷都も、日本史を大きく動かした特記すべき出来事と言えるのではないでしょうか。これを機に同所の歴史についても、深く調べさせていただきたいと思います。

「旧伊庭邸」との出合いを通して、建物との出合いに留まらず、現地にお住まいの方々の中に宿る芯の強さや優しさ、言葉では言い尽くせない魅力との出会いも与えられました。
今後もせっせと費用を貯めて、足を運ばせていただきたいと切に願います。

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